秋田県能代市へスギ役物を求めて
文章:いわて木の家ナビ事務局
皆さんは「役物」(やくもの)という言葉を聞いたことは、ありますでしょうか。
主に内装で見える部分に使用する、節の少ない部材 のことを総称して呼びます。
今回はその役物の生産に特化した、秋田県能代市にある昭和木材さんをご紹介します。

ご案内頂いたのは、代表の舘岡さんと、運営企画部長の工藤さんです。
昭和木材さんでは、主にスギの役物に特化した製品を製造しており、柱材や主に和室などに使用する天井材、鴨居材などその生産品目は多岐にわたります。
役物に適したスギ丸太の樹齢は、何と80年生以上。
木口の年輪を見ると、その緻密さに驚かされます。

丸太の直径は50センチ以上にもなります。
そんな貴重なスギ丸太は、岩手県はもとより、最近では丸太調達先を東日本エリアまで拡大して、安定供給に努めているそうです。

丸太の仕入と製材も統括する工藤部長。
確かな目利きで、高品質製品を製造します。

無駄なくスライスすることにより、丸太の約60%の部分から、きれいな板が取れました。
通常ですと30%前後ということでしたので、無駄なく製材することが出来ました。

こちらの板は、盛岡市内の工務店さんが購入し、大工職人の手によってさらに磨きがかかった状態になります。
どのように使われるのか、気になるところです。
大工さんによる加工風景も、追ってご紹介いたします。
岩手県産木材は、たくさんの職人さんによって、形作られていきます。
そのストーリーは次回に続きます。
