長澤紗織設計室 8種類の木材を使ったリフォーム工事が完成間近です
森の棟梁 現場レポート
盛岡市内で、8種類のバリエーション豊かな木材を使用したリフォーム工事が完成間近です。

《文章 森の棟梁事務局》
お話しをしてくださったのは、室長の長澤さんです。
「今回の工事は、お子様の遊び場だったスペースを、そのお子様の成長に合わせ、ご家族団らんのリビングへリフォームすることと、中庭を眺めながらゆっくり食事をするためのダイニングスペースを設けることが、お施主様のご要望でした」
お部屋を見回しますと、実に多くの木材が使われております。
ベンチ(写真中央)には、タモ(北東北産)の1枚板、キッチンカウンター(写真右)にも、ニレ(県産)の1枚板が使われており、さらに腰壁にはお施主様の倉庫に眠っていた桐の板が張られていていました。
「なるべく手持ちの材や再利用出来る材を活用して欲しいご要望でしたが、同時に出来るだけたくさんの種類の木を使うことを想像しながら設計しました。ちょっとした遊び心だと思うのです。お施主様にもたくさんの無垢材のハーモニー感じて頂ければ嬉しいです。」

ベンチ:タモ1枚板(北東北産) 腰壁:桐(ずっと倉庫に眠っていた材) 窓台:栗(県産)
リビングスペースとダイニングスペースの仕切りには、県産赤松の収納棚扉とドア。
弧を描くR型のデザインは、一際目を引きます。

「設計当初は、Rのパーテーションのイメージでしたが、来客の際は仕切りとして使い、通常は開放的にすることを考慮して、可動式の収納棚扉となりました。これはお施主様の発案で職人さんも巻き込んでのチャレンジでした」

県産赤松の稼働扉の裏側には収納棚が内蔵。少しのスペースも無駄にしません。
また、リビングスペースの床板は県産桜を敷いています。
白色の赤松と赤色の桜がお互いを引き立たせています。

リビング収納棚天板:ニレ1枚板(県産)
ダウンライトの光が優しく照らし出します。

小上がり畳スペース框:赤松(県産) 腰板:桐(雫石産)

天井:杉羽目板(県産)
「岩手は全国的にも有名な広葉樹の産地です。だからこそ地元の方にたくさんの種類の木を知って、使って頂きたいですね。そうした家づくりは本当に楽しいですよ」
と、長澤さん。
本当に岩手の木が大好きな設計士さんでした。
お問い合わせ先
長澤紗織設計室
http://homepage3.nifty.com/ns-sekkei/
