盛岡の木とご家族が思い入れのある材料でつくる家づくり(施工中編)

現場レポート 岩井沢工務所
盛岡市内で地元盛岡の木と、お施主様ご家族が思い入れのある材料を使った家づくりが進行中です。
現場では棟梁の畠山さんが黙々と仕事をされておりました。
今回の住宅のこだわりの部分を教えて下さい。
「お施主様のお父様が非常に木が好きな方で、長年に渡って自ら集められた材料を使っています。
さらに、それ以外でも地元盛岡の山から出た木を使った家づくりを行っています」
お父様自らですか!?すごいこだわりですね。具体的にはどのような材料になるのでしょう?
「メインは直径30センチ以上の大黒柱であるオノオレカンバですかね。
樹齢は数百年以上の大変希少価値のある材料です。
通常の杉や松で手刻み加工するのに、1本1~2分で出来ますが、この材料には丸1日かかりました。
名前の通り斧が折れるほどとても堅く、同時にとても重いです。少し向きを変える為に持ちあげるのにも、クレーンでないと無理でした。そういった意味では大工として非常に刻みがいのある材料でしたね。
他にもクリは土台、ヒノキは土台、梁桁、間柱など、杉は柱などに使いました」
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オノオレカンバの大黒柱は、迫力ありますね。
それにしても、たくさんの木を集めていらっしゃったんですね。
「そうですね。一部の柱に使っている杉も通常だと3メートル材を使うのですが、今回は思い入れのある材料ということで、切らずに3.6メートルそのままで使いました。
その為、同じ階でも床の高さが変わってくるのですが、その間取りを活かして高くなる床下は物置スペースとして利用します。
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ナイスアイデアですね。それに収納スペースは広い方が何かと安心ですよね。
盛岡市産材も使われたということですが、どのような材料だったんでしょうか?
「お父様支給の材料以外は盛岡市産材です。主な部分は梁桁に使ったカラマツです。
地元の木を使うというのは、非常に家に愛着が増すと感じますね。そういった意味ではずっとお施主様が住み続ける訳ですから、間違いの無い仕事、責任のある仕事をしなければと思いますね」
なるほど。愛着がある材料、住宅。お施主様にとっては代わりの無いものですからね・・・
こちらの現場は岩手県産のナラと、なんとこれまた支給のオノオレカンバを床板として使う予定とのこと。
そちらのレポートも現場が進み次第、行いたいと思います。
お話しをしてくださった畠山さんは、現在3歳ともうすぐ1歳になる1男1女のパパさん大工。
技術も確かでしっかりとした棟梁さんでした。
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