(有)岩井沢工務所 盛岡市の改修工事 現場レポート(塗装編)

(有)岩井沢工務所

 

盛岡市上堂にて、岩手県産木材を使用した改修工事が進行中です。

今回の現場では、同僚の方と共に、施主様が自ら仕上げの塗装を行うとの事で、そちらの様子をご紹介いたします。

 

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こちらは玄関の様子。まずは無塗装の状態をご覧ください。

ここに、木製食器の塗装にも使える保護塗料を塗装していきます。塗装する事で耐久性を高め、手垢や水汚れを防止する効果が発揮されます。

また、今回の塗料は膜を張るウレタン系とは違い、浸透性のオイルなので木材の呼吸を妨げず、木材本来の手触りが維持されるのも特徴です。

 

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こちらが塗装後の様子です。

この住宅の玄関框と玄関床板には、岩手県産ヤマザクラが使われています。温かみのある色合いが際立っているのが良く分かります。

塗装前は分からなかった、白太(丸太の皮に近い部分)と、赤身(丸太の芯に近い部分)の色合いの違い等も感じますね。

ちなみに、白太・赤身の部分どちらも経年変化によって色が深くなっていき、次第に調和が取れた落ち着いた雰囲気となっていくので、その様子を見守るのも楽しそうです。

 

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玄関のほか、廊下やトイレ、洗面所などにもヤマザクラの床板が採用されています。

近づいて見てみると色合いだけでなく、特徴であるキメ細やかで美しい木目も際立っているのが分かります。

また、広葉樹としての耐久性も兼ね備えています。

 

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こちらはリビング、無塗装の状態です。床板は岩手県産のナラを採用しています。

 

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こちらが塗装後の様子。

ナラ材の重厚感のある色合いが鮮明になり、シックで落ち着いた仕上がりになっていました!

また、見た目の美しさだけでなく、密度が高く硬質であるのもナラ材の特徴です。

毎日暮らす人が何十キロという体重を掛けて歩き回り、物を落としたりテーブルを動かしたりと、何かと衝撃を受けがちな床。そうした部分に、表面に傷が付きにくく高い耐久力を持っているナラはピッタリの材料です。

 

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壁側に目を向ければ、大迫力の天板を贅沢に利用した棚が見えてきます。

本棚や飾り棚として活用したり、ちょっとした物書きスペースにもなる便利な収納です。

使われている天板はアサダ。丸太の自然な凹凸、曲がりを残して仕上げた「耳」と呼ばれる端の部分を残したまま、大工さんが手間暇を惜しまず丁寧に仕上げています。

構造上、左側・右側と壁を挟んで板は切れていますが、耳の具合や壁の厚みに合わせて取り付けられているため、元々は長い1枚の板であった風合いが見事に活かされています。

大工さんの高い技術と施主様への粋な心遣いを感じますね。

 

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奥に進むと、ダイニングキッチンが見えてきます。

完成した料理を食卓に運ぶのも楽々、料理や片付けをしながら、家族とコミュニケーションが取れる間取りです。

ダイニングテーブルを置いても広々な空間。リフォームする事によって綺麗に生まれ変わりました。

 

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壁側にも、便利な収納が完備されています。

向かって右側には、使い勝手の良いカツラのスタディカウンタ―が設置されました。

様々な書類を広げながらパソコン作業をしたり、本を持ってきて読書に使ったりと憧れの作業スペースです。

使用されている天板は岩手県産カツラ。

硬く丈夫な広葉樹の中では比較的柔らかめで、白太と赤身の色合いがハッキリした部分が魅力の樹種です。

今回の天板は、芯を除いて製材した状態でも 幅が54cmあり、かなり太い丸太から挽かれた貴重な天板が使われています。

 

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キッチン側を見れば、ヤマザクラのキッチンカウンターが見えてきます。

塗装されたことで、木材本来の色合いが引き出され、際立っています。

向かって右奥には、食品や資材を貯蔵して置けるパントリーがあります。冷蔵庫に入れなくても日持ちする食品や、入りきらない飲料、置ききれない調理器具等々を保管して置けて便利そうです。

 

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お次は2階の様子をご紹介いたします。今回も、まずは無塗装の様子をご覧ください。

床板は唐松を採用。針葉樹の中では耐久性に優れた木材で、木材ならではの生き節が多いのも魅力の樹種です。

 

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こちらが塗装後の様子です。

木の雰囲気が際立ち、暖かみのある雰囲気に変化しているのが伝わるでしょうか。

塗装する事で足触りも更に良くなり、色合いの美しさも長く保たれます。


 

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こちらは後日撮影した、建具塗装の様子です。

引っ越し直前。木材をふんだんに使用した住宅にマッチするよう、腕の良い職人が建具を制作し、その場で細やかな調整をしながら取り付けていきます。

その際にお邪魔し、取付前の仕上げとして施主様が自然塗料を塗装していきます。

 

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部屋ごとの仕切りや収納棚の扉が設置され、住む際のイメージがぐっと浮かんできます。

ガラス面や金具などに気をつけながら、塗装・拭取りを 施主様と同僚の方が連携しながらスピーディーに仕上げていきます。

 

岩井沢

 

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場所を移し、こちらはリビングの座卓テーブルの塗装をする様子。

テーブルに使われている天板は、青森ヒバという日本特有の樹種です。

優れた抗菌・防腐・防虫効果を持ち、土台にも使われるほど、耐久性にも優れる木材です。

最大の特徴は、森の中に居るような、深く優しい木の香りです。

 

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塗装しているのは、青森ヒバから抽出して作られた天然の油です。

よく吸い込み浸透していくため、ムラが出来ないように、たっぷりと塗りこんでいきます。

塗装をする事で、湿気にも強くなる他、香りも強くなっていきます。

 

材料にこだわりながら、施主様が自ら仕上げを行った今回の住宅。

一生の中でも大きな買い物となる家づくり、様々な部分をこだわりを込める事で愛着が湧いてきます。

誇りを持ち高い技術で住宅を作り上げてくれる施工者にこだわるのは勿論のこと、その住宅に使われる素材にこだわるのも一つです。皆さんも、木の家に住んでみませんか。

 

お問い合わせ

(有)岩井沢工務所

TEL:019-623-2053

HP:http://www.iwaizawa.net/