(株)House Pro. 県産木材を使用した花巻駅西口の「長屋」賃貸住宅(完成編)

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(文章:木の家ナビ事務局)

花巻駅西口に県産木材を使用した「長屋」賃貸住宅が完成しました。

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全4室の賃貸住宅は、オーナーのこだわりが随所に感じられる住まいとなっていました。

お話をしてくださったのは、設計・施工を行った高橋社長です。

 

※施工中の紹介は、こちらより、ご覧いただけます。

(株)House Pro. 県産材を利用した花巻駅西口賃貸住宅(ゼロエネ) 新築レポート(施工中編)

(株)House Pro. 県産材を利用した花巻駅西口賃貸住宅(ゼロエネ) 新築レポート(「THMネット’99」勉強会編)

 

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地域と人をつなぐ~「長屋」PROJECT~

面積の約8割が森林である岩手県。そんな地域の財産(森林)を地元で消費する事で、経済的な地域活性に寄与しつつ、人と地域が繋がる社会の実現にも近づいていきます。

その実現のために、(株)House Pro.では賃貸住宅という仮の住まいでも木を身近に感じてもらいたいと考え、「長屋」PROJECTをスタートさせました。今回の賃貸住宅でも、新築住宅と同じ高い性能と、岩手県産材をふんだんに使用した温かみのある空間を取り入れています。住む方が質の高い居住性を感じて頂き、将来自分の住まいを考える時が来た時に、少しでも住んでみなければわからない何かを感じ取って頂ければ嬉しく思います。さらに、賃貸住宅を日本に古くから根付く「長屋」にする事で、お隣同士助け合うコミュニティが生まれていきます。

こういった活動を通して、良質な岩手県の木材が見直され、人と地域が繋がる暮らしを実現する事を本プロジェクトでは目指しています。

 

House Pro

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住み心地の良さを追求した空間づくり

 

花巻市を含め岩手県の内陸部は、冬は連日の氷点下、夏は30℃を超す真夏日と温度環境が非常に過酷です。とりわけ賃貸住宅は近年、設備面に目が向きがちで、断熱などの性能面に関しては手薄な印象です。住まい手の自主性を尊重した設計で無駄を極力省き、性能面を重視した空間づくりに力を入れました。

具体的には、内、外、天井の付加断熱。暖房はセントラルヒーティングを利用した温水ガスパネルヒーターで、乾燥間を感じにくい暖かさを感じてもらうようにしました。サッシは内側揃えの2+1ブラインド付き木製トリプルサッシを採用することで、冬、夏ともに高い断熱性能を発揮します。また、メゾネットの間取りを活かし、1-2階をつなぐ階段は開放的な作りにする事で、パネルヒーターの暖気と、2階に設置したエアコンの冷気が効率よく流れるように設計しました。性能面では国の基準値を大幅に上回るUa値0.26を実現しました。

 

ハウスプロ

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県産材をはじめとした自然素材もふんだんに活用

 

木材を身近に感じる環境は心地よいものです。構造躯体で使用した木材はオール県産材です。大部分は壁の中に隠れてしまいましたが、一部の構造材は表しで使用しています。

外壁は県産スギを使用しましたが、将来的に補修やメンテナンスが必要になった場合の事を考え、調達しやすいよう、規格外のものの使用は避けました。

また、壁は漆喰で仕上げています。漆喰の中には薬が含まれていて、木材と併せて調湿効果も期待できます。

 

お話を伺い感じたのは、設計、性能、素材といったものをトータルで考え、バランス良く設計すること、その際、住み手にとって何が大事なのかをこだわりを持って形作ることだと感じました。

こちらの賃貸住宅は、現在(令和3年2月24日)住まい手を募集しているとの事で、完成内覧会も開催します。詳細につきましては、以下リンクからご確認ください。

3/13~14・20~21 (株)House Pro. 県産材を利用した花巻駅西口の「長屋」賃貸住宅完成見学会【予約制】

 

お問い合わせ

(株)House Pro.

HP:http://www.houseprohanamaki.com/