菅原木工 県産羽目板を使った改装工事が完了しました

森の棟梁 現場レポート
《文章 森の棟梁事務局》
県産材を使用した改装工事が完了しました。
お話ししてくださったのは、担当の菅原さんです。
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「和室を子ども部屋に改装しました。お施主様のご要望で天井を板張りにしたのですが、県産杉の羽目板です。羽目板は浮造りという仕上げで、木の年輪を引き立たせるようにしました。天井のみ板張りにすることで、ワンポイントとなるようにしました」
よく見ると張り方に工夫があります。
「ちょっとした遊び心で、斜めに板を張っています。見た目も普通に張るよりも洋風になるんですよ」
確かに。張り方を変えるだけで印象も変わりますね。
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天井の外周部分は、彫り込んでいて中にLEDの間接照明が取りつけてありました。
照明を外にすることで、天井の板張り部分が際立ちます。
「天井の塗装には『リボス』というドイツの自然塗料を使用しています」
環境国のドイツでは自然塗料の生産が盛んです。
原料も松ヤニや蜜蝋を主成分としているのものが多いので、体にも優しく、木との相性もばっちりです。
菅原木工さんでは、何と神社仏閣の工事も得意としているそうです。
作業場にも大工さんが手で掘った、お寺で使用する材料が置かれていました。驚きです。
「我が社は自社大工です。神社仏閣などの伝統的建築物の工事から、一般住宅の新築、ちょっとした改装工事など、幅広く承っていますので、お気軽にご相談ください」
菅原木工さんのホームページは以下からご覧いただけます。
http://mokkousan.web.fc2.com/