(有)木の香の家 思いの詰まった古材を活かした高断熱住宅が完成間近です

森の棟梁 現場レポート
花巻市内で旧宅からの想いの詰まった材料を活かした、高断熱住宅が完成間近です。
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《文章 森の棟梁事務局》
一面に広がる田園地帯の中に、屋敷林に囲まれた1件のお宅があります。
お話しをしてくださったのは、現場監督の小山さんです。
「お施主様のご要望で、旧宅で使っていた材料を極力、活かして欲しいというご要望がありました。50年近くこちらの家族を見守ってきたケヤキの材料です。おじいちゃんの代に山から切り出したケヤキなんですよ」
それは歴史を感じますね。
内装の至る所にケヤキが使われています。
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和室のケヤキ化粧柱。
太さは30センチ近くあります。圧倒的な存在感です。
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階段上がり口ポールもケヤキです。和室の柱を使用。
余った部分も無駄にはしません。
脇のカウンターは国産の杉。
耳の部分を残すことで、自然な仕上りにします。木目が際立っていて、ケヤキとも合います。
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リビング小上がりスペース框と、化粧柱もケヤキ。
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リビングの大黒柱のアップ。旧宅での材料組み跡部分も大工さんが丁寧に埋め木を施しています。
「私自身、すごく木が好きです。自分の家を建てる時も、県産の材料で建てたいと思っています。出来ることなら丸太の仕入れからやってみたいですね」
かなりの木マニア!?な小山さんですが、木の香の家さんは絶対的な断熱性能にも自信があるようです。
「断熱性能には自信があります。例えるなら真冬の夜に暖房を止めて寝て朝起きても18℃前後を保つ住宅です。木材の持つどこか素朴で懐かしい感じと、北国岩手でも安心して暮らせる最新の断熱性能。両立した住宅を提案させて頂ければと思います」
さらに詳しい木の香の家さんの家づくりについては、以下ホームページをチェックです。
(有)木の香の家 木精空間 ホームページ
http://www.mokusei-kukan.com/