(有)木の香の家 水に沈む県産最強の木を框に使う住まい!?
(有)木の香の家
2本立てで現場レポートを行います。
現場レポート1 県産杉と南部赤松が上品な和室を演出
遠野市内で、現在工事中の現場です。
こちらでは、クロス工事も始まっており、工事も大詰めを迎えております。
鴨居、窓枠、窓台、長押など、県産杉が使われています。
球の形をした照明器具と無垢の材料が、良い感じです。
4メートル強の長尺の鴨居です。
赤白がくっきり目立ちます。
引込戸の縦枠、綺麗な白身の県産杉です。
現場レポート2 水に沈む県産最強木「オノオレカンバ」を框に使う
北上市内で建築中の現場。
非常に希少価値が高く、堅く、重い框の材料が納材されました。
(光っています。杢と呼ばれる波打っている模様が浮き出ており、古木に多く見られます。)
その名も「オノオレカンバ」
「斧が折れるくらい堅い木」というだけあり、非常に重い木です。
その堅さの秘密は、成長速度が非常に遅く、目が詰まっている(年輪と年輪の間のすき間が極少)ため、
非常に緻密な形を成しています。
1年で数ミリしか成長しない木です。
年輪もびっしり。
生涯、これだけ太い角がとれるオノオレカンバは、もうお目にかかることは無いかもしれないです。
非常に完成が楽しみです。