(有)玉澤建設 自社の製材技術に裏付けされた一関づくしの住まい

現場レポート1
木材製材業を母体としながら、一関市藤沢の地域に根差す工務店として40年余り。
(有)玉澤建設が、一関市内に地元の木材をふんだんに使った住宅を建築中です。
リビング床は岩手県産の唐松無垢床板です。
1枚1枚、大工さんが木の癖・曲がりを見ながら貼っていきます。
DSCF0537.JPG
貼り合わせて行くと、木目とピンク色の節がマッチしています。
節も全く気になりません。完璧すぎない自然さが「いい味」を出しています。
DSCF0532.JPG
さらにリビングには、存在感が際立つ7寸角(21センチ)の栗大黒柱。
地元、厳美の山から伐採されたものです。
節や割れも少なく、美しい木目が目を引きます。
DSCF0529.JPG
桁・梁には、これもまた地元の大東の山から取れた赤松です。
DSCF0533.JPG
2階の桁・梁も赤松を使用。
吹き抜けの天井で、木材を目立たせることで、迫力ある構造に。
この十字に組む難しい収まりも、手刻みによる自社大工の技があってこそです。
DSCF0535.JPG
「当社は製材業も営んでいることから、自社で素材となる丸太の仕入れ、製材、乾燥を行い、
 徹底した材料の品質管理を行っています」と代表の玉澤社長。
こちらの現場の柱・梁桁といった構造材や、下地材、間柱、野地板などの羽柄・小骨材の大部分も、
自社で製材した部材を使用しているそうです。
こちらは自社製材工場の様子。
主に一関周辺の山から伐採された丸太で製材します。
製材.JPG
製材も自社で手掛ける特徴的な工務店ですが、モデルハウスもあり見学も大歓迎とのことです。
詳しいお問い合わせ先は以下のホームページより、お願い致します。
(有)玉澤建設
http://www.kirara-airpass.com/
現場レポート2
こちらは、今年の夏に完成した花巻のお住まいです。
江刺外観.jpg
こちらのお住まいも、岩手県産材をふんだんに使った住まいです。
木の香りに包まれた楽しいくらしが想像できますね。