住工房 森の音 宮古市刈屋の山からの贈り物
住工房 森の音 現場レポート
雫石町で10月に着工する住宅の柱材が作業場へ入りました。
少しマニアックな話になりますが、普通、柱材は丸太の中心部分(芯持ち材)から
製材するのが一般的ですが、今回は中心部分より皮に近い外側の部分(芯去り材)の柱もちらほら。
丸太の中心の芯を去って柱を製材するということは・・・想像してみて下さい。
ある程度の年数を経た、太い丸太でないと製材できませんよね。
今回の住宅に使う柱は、宮古市刈屋地区の山から出た、50年生以上にもなる杉の木です。
芯去り材の特徴は、一般的に節が少なく割れにくいので、化粧柱として使われることが多いです。
今回のお宅では、もちろん化粧柱として数本使います。
こちらは6メートルの通し柱。
この宮古市の柱がどのように加工され住宅に収まるのか・・・
今から楽しみですね。
もうまもなく、当社の大工棟梁による手刻みによる加工が始まります。