(有)米沢工務所 自社事務所ショールーム改装工事(施工中編)

(有)米沢工務所

(文章:木の家ナビ事務局)

 

岩手県産材をふんだんに活用した、おしゃれで快適な空間を体感するショールーム工事が現在、西和賀町内の米沢工務所さんの自社事務所の1室にて行われています。

 

 

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床や壁には岩手県産のナラやオニグルミの板が敷かれています。

今回は板を斜めに張っていく「ヘリンボーン張り」に挑戦中です。

大工さんの時間と手間がとてもかかる張り方ですが、自社の大工さんが責任を持って、丁寧に張り進めていきます。

 

 

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こちらは県産オニグルミの天板です。

岩手にはいろいろな種類の木が山にあります。

こうした木を使えるのも、岩手ならではの特権です。

 

 

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大工さんが加工を行うときれいな木目が見えてきました。

こちらは何に使われるのでしょうか。

答えは後ほど。

 

 

こだわりは木材だけではありません。

断熱・気密もしっかりと行い、住宅性能を高めています。

工事の様子をお伝えします。

 

 

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古い内壁を解体していくと、外側の壁まで見えて来ました。

 

 

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湿気防止のシートを張り進めていきます。

サッシはドイツ製のトリプル樹脂サッシです。かなり性能の高いサッシです。

 

 

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ふかふかの断熱材をぎっしり壁に吹き込み、隙間もしっかりシートとテープで塞ぎます。

夏は外は暑くても中は涼しい、逆に冬は暖かい。

実際にお邪魔したこの日は、施工中にも関わらず外気温が30℃以上なのに、室内は25℃前後でとても過ごしやすい。

もちろん冷房等の機器は使用していなくて、この性能です。これには驚きです。

 

 

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内装工事も終盤に差し掛かってきました。

ナラのヘリンボーン床板とオニグルミの壁板もほぼ完成です。

 

 

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オニグルミの天板は棚板に生まれ変わっていました。

置いてある器は、同じく西和賀町内に工房を構えている藤原隼さんの作品です。

県産のナラ、サワグルミ等で作られた器は、木材が持つ自然な曲線を活かした形に仕上がっています。

 

 

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こちらのショールーム完成イベントは10月末から11月初めにかけて行われる予定です。

イベントでは藤原隼さんの作品が展示・販売されるほか、同じく西和賀町内のパン工房「Korva」(コルヴァ)さんのパンの試食が行われる予定です。

 

食欲と芸術の秋にぜひ西和賀町の米沢工務所さんへお出かけください。

こちらのオープンイベントも追って、お知らせ致します。

 

 

お問い合わせ先

 

(有)米沢工務所

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