(有)清水畑建設 盛岡市産材の家 墨付け・刻み編
文章:木の家ナビ事務局
木の家ナビブログでは、何回かに分けて盛岡市産材の家づくりを紹介していきます。
現在、盛岡市内で建設中の(有)清水畑建設さんの新築物件に焦点をあて、このブログでご報告していきます。
1回目は墨付け・刻み編です。
作業場では大工さんが土台、梁、柱に墨付け、刻みを行っています。
主流のプレカットという大きな流れがある中、大工さんが墨付け・刻みを行う意味・価値とは?
清水畑専務にお話しを伺いました。
「大きな意味としては技の伝承が考えられると思います。棟梁がいて若手の大工にその技を伝える。それは技術はもちろんですが、自分の担当した住まいに責任を持つことにもつながることだと思います」
担当住まいに責任を持つ。
「そうです。例えば木材は天(上)、地(下)が決まっていますし、材の曲り・色合いの違い、節の強弱など特徴が千差万別です。この違いを見極めながら、適材適所で使うことが大事だと思います」
なるほどその役目を果たすのが担当大工で、それが良質な住まいに繋がるのですね。
まるで木との対話です。
「うちは自社大工ですので、大工もお施主様とは一生のお付き合いなんです」
なるほど。
手刻みの良さを、自社大工さんが後押しするという印象でした。
こちらのお住まいは、今秋完成予定です。
建て方は4月中を予定しています。
工事中の見学は随時可能とのことですので、ご希望の際は、以下までお問い合わせお願いします。
(フェイスブックの方が、更新頻度は高いそうです)
次回は建て方編をお送りします。
お楽しみに。
お問合せ先
(有)清水畑建設
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