株式会社 House Pro 県産木材を使用した店舗併用住宅(上棟編)
株式会社 House Pro
(文章:いわて木の家ナビ事務局)
北上市内で県産木材を使用した店舗併用住宅の工事が進行中です。
お話をしてくださったのは代表の高橋さんです。
柱や梁にたくさんの木材が使われていますね。
「はい。柱や梁に使われているのは県産の杉、唐松です。また、岩手は良質な赤松も手に入りやすいので、一部の梁は天井に隠さず見えるようにして、贅沢に赤松を化粧梁にしました」
店舗部分のカウンター席の上には、なんと6メートルの赤松が化粧梁として使用されています。小料理屋さんということでしたので、地元の木材を眺めながら、おいしく食事が楽しめそうです。
「店舗カウンター部分には、県産の広葉樹を使用する予定ですので、こちらもお客様に楽しんで頂けると思います。」
県産赤松や広葉樹、樹種が豊富な岩手の特権を最大限に活かしたお店になりそうです。
店舗併用住宅ということで、木材以外にもこだわりがありそうです。
「これまで店舗の経験はあったのですが、和食の店舗は実は経験がありませんでした。しかし、建て主様の料理、お店、お客様に対する思いを伺い、一緒に形作りたいと思ったのを覚えています。そういう意味ではチャレンジだったのかもしれません。
一番のこだわりは、建て主様が料理をお客様の目の前で作り、温かい内にすぐにご提供したいという思いです。オープンキッチンを採用し、厨房も一緒にすることで、一体感を出すようにしました。そこに県産木材を使用することで、よりくつろげる空間に仕上がると思います」
チャレンジでスタートし、建て主様と一緒に作り上げるという思いが伝わってきます。
さらに居住スペースでも大切にしていることがあるそうです。
「建物は現場で作るので、図面上の打ち合わせには限界があります。打ち合わせをする際は、建て主様に現場で大きさを実感して頂きながら行っています。
例えば収納スペースも図面上では位置の確認は出来ますが、何をどのように収納して、どのような内部棚が必要になるのか、といった部分までは判断できません。
それは建て主様のライフスタイルで変化するものですから、カタログの中から選ぶことも出来ません。現場でリアルさを実感していただきながら、一つ一つ決めていくことが大切だと思います。」
確かに、現場で感じ取れるものは大きいですよね。
「こちらの店舗は今夏~秋にかけてオープン予定です。お店の窓からは道沿いの桜並木や、水辺の風景など、お食事をしながらの風景にもこだわった作りになっています。建物の仕様はもちろんですが、ロケーション等、細かな部分も配慮したご提案はさせて頂きますので、お気軽にご相談ください」
「一つ一つ丁寧に」といったこだわりがとても感じられました。
ホームページで過去の物件も紹介されているそうですので、以下リンクよりご覧ください。
こちらの物件に関しましては、現場工事が進行しましたら、再度ご紹介する予定です。
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