緑の雇用 新規就業者育成推進事業 研修レポート

今回は、岩手県林業労働対策基金の事業である、地域林業の担い手となる人材を養成する目的で令和2年10月26日(月)に実施された研修会の様子をご紹介します。

こちらの現場に使われている木材についてはコチラ、構造見学会の様子はコチラのレポートをご覧ください。

清水畑

研修にご協力いただいたのは、㈲清水畑建設の清水畑社長。

建築中の現場を研修地として快くご提供いただきました。

講師としても、杉の外壁材を味わい深い色合いに変化させる塗料や、通常の倍である200㎜の断熱材を入れた高気密高断熱の住宅など、こだわりの部分をご説明頂きました。

清水畑

研修生は、岩手県内の森林組合や製材工場の方など、山の現場で実際に仕事をしている方々です。

普段伐採している木材が最終的にどのような使われ方をしているのか、それを知ることで意識が変わってきそうです。

清水畑

岩手県森林組合連合会の阿部次長からは、どのような樹種の木材がどのような部材に使用されているのか、どのような使われ方をしているのかなど、サンプルを確認しながら基礎的な部分をご説明頂きました。

杉は縦方向の力に強いため柱などに使われるほか、柔らかく温かみがあるため、家具や造作材にも多く使われるといった話。唐松は横方向の力に強いため、桁や梁に使われる話など、適材適所の大切さを指導して頂き、とても勉強になりました。

清水畑

清水畑

「青」が入った赤松という普段使われない材料の説明もありました。

「青」とは木材を分解する菌類の事で、とりついた部分は青く変色するのが特徴です。

通常は欠点材とされるため利用されることはありませんが、使い方を工夫する事で利用方法はあるとの事です。どのように仕上がるのか、とても楽しみです。

清水畑

清水畑

清水畑

一通り説明した後、実際に工事中の現場も見学しました。

どのような使われかたをしているのか、なんという名前の部材なのか、どのような材料が使われているのか、研修生の方々も興味深そうにしていました。

清水畑

清水畑

広葉樹の製品サンプルを実際に手に取って体験する場面も。これらの製品が造れるのは、豊富な樹種が取れる岩手県ならではです。

立ち木や丸太を見るだけでは、なかなか体験しづらい木目や色合いの違い、堅さや重さなど、樹種ごとの特徴の違いを体感しているようでした。

 

今回の研修を通して、林業に携わる一人一人が木材全体の流れを考えることの重要性を強く感じました。

研修生の方々からも活発に質問があり、本当に実りある研修となりました。

 

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(有)清水畑建設

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